やりがいや魅力
看多機で働く際のやりがいや魅力について紹介していきます。病院での仕事とはまた違った魅力があります。
魅力的な仕事
看多機そのものの魅力として挙げられるのは、地域一帯が施設のような役割を果たす点です。利用者の自宅とそれを取り巻く地域一帯が施設のような機能を果たすと捉え、在宅での生活を支援します。すべての事業所に共通する理念ではありませんが、多くの事業所はこの考えを持っています。例えば、施設の利用者が転んだらすぐに職員が駆けつけて助けにいきます。それと同じように、看多機の職員は利用者が自宅の近くで転んでいたら助けにいきます。実際に、地域住民から「利用者がけがをしている」「利用者が自宅にいない」と連絡がくることもあります。その際には、サービスの利用日ではなくとも駆けつけて対応します。利用者は施設に通う日もあれば在宅で過ごす日もあります。どのような状況でも臨機応変に対応することで、家族も安心して生活を送ることができます。
利用者やその家族、そして地域住民と信頼関係を築きながら地域包括ケアシステムを構築していきます。安心して生活を送れる場所を作ることに大きな魅力があります。
やりがいに溢れている
看多機の仕事のやりがいとして挙げられるのは、利用者の状態が改善していくことです。病院から退院してすぐに看多機の利用に移行する高齢者は少なくありません。口から食事を摂れないなど、医療依存度が高い利用者も多いです。利用者は体力だけでなく気力も衰弱しています。退院後は医師との連携を強化しつつ、通いや訪問を併用しながら体調管理・生活支援サポートなどを実施します。そうすることで、徐々に状態が回復していきます。経口の栄養摂取から通常の食事形態に戻す際には、前向きな気持ちになってもらうように積極的に声がけをします。細かな努力を続けることで徐々に口から食事を摂れるようになり、体重も戻っていきます。外出できるまで回復した際の喜びはひとしおです。
このように、利用者の回復を願った職員が協力しながら一体的にサービスを提供するのが看多機です。看護と介護の分野が連携しているからこそ、医療依存度が高い利用者でも受け入れて支援することができます。また、家族の協力も必要不可欠です。個人ではなく、様々なつながりから生まれる力によって利用者の状態が改善していく喜びを実感できる看多機は、他の施設にはないやりがいに溢れています。状態が改善した利用者やその家族からあらためて感謝されることもあり、その際にも大きなやりがいを感じます。
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やりがいや魅力
利用者の状態が回復していくことがなによりのやりがいです。また、利用者だけではなくその家族から感謝される機会もあり、それが多くの職員のモチベーションとなっています。地域一体となって利用者を支える魅力があります。
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この仕事の特徴
看多機では医療処置を行うため、看護師は褥創処置、胃ろう処置、栄養管理、機関吸引、インスリン注射などを行います。また、介護職員と一緒に介護業務を行う機会もあります。今後需要が伸びるターミナルケア分野について多くのことを学べます。